看護師になるには 大学・短大・専門学校と国家試験
看護師になるには国家試験に合格して免許を受けます。受験資格につながる学校の種類と、学校を選ぶときに公式で確かめたい点を、厚生労働省の情報をもとに整理します。
看護師とはどんな資格か
看護師は、病気やけがをした人、また療養中の人の世話や、診療のサポートをする専門職です。根拠になっているのは「保健師助産師看護師法」という法律です。
免許は国家試験に合格した人に与えられます。つまり、学校を卒業するだけでは看護師にはなれません。学校で学ぶことと、試験に合格することの両方が必要です。
職業の全体像は看護師のページにもまとめています。
受験資格につながる学校のルート
国家試験を受けるには、決められた条件を満たす必要があります。厚生労働省の「看護師国家試験の施行」のページでは、受験資格が区分ごとに示されています。主なものは次のとおりです。
| ルート | 学ぶ場所の例 | ひとこと説明 |
|---|---|---|
| 大学 | 看護学部・看護学科など | 看護に必要な学科を修めて卒業する |
| 指定学校・養成所 | 短期大学、専門学校など | 国や都道府県から指定を受けた課程を修了する |
| 准看護師からの進学 | 准看護師として働きながら、または続けて学ぶ | 決められた年数の就業や学びが必要 |
| 外国の学校 | 海外の養成課程 | 別に審査がある |
上の表は区分の大まかな見取り図です。条件の細部は年度ごとの公告で決まります。最新は厚生労働省の公式ページで確かめてください。
国家試験のしくみ
試験は年に1回、2月ごろに行われます。出願の期間は前年の秋から冬にかけてで、受験申請書に必要な書類を添えて提出します。日程と手数料は年度ごとに公告されるため、受験する年の公式ページを見てください。
厚生労働省の発表によると、第115回看護師国家試験(2026年2月実施)は、受験者59,614人、合格者52,666人でした。合格率は88.3%と公表されています。
学校を選ぶときに公式で見たいこと
学校の種類で、学ぶ期間や雰囲気、取れる資格の組み合わせが変わります。ここでは見る場所を挙げます。優劣をつける意図はありません。
近い仕事と比べてみる
医療の現場は多くの職種のチームで動いています。患者さんの身近でケアをするのが看護師、リハビリで体の動きを支えるのが理学療法士や作業療法士、診療の判断をするのが医師です。どれも別の国家資格で、学ぶ学問も異なります。
編集部は、「人のそばで支える仕事がしたい」という気持ちが出発点なら、看護だけでなくリハビリや医療技術の分野も一度のぞいてみると、選択肢の整理に役立つと考えます。
次にやること
- 看護学がある大学を見る
- 医療技術(検査・放射線ほか)の学問ページで、近い分野を知る
- 推し学問しんだんで、自分の関心がどの学問に近いか試す
- 気になる学校を2〜3校選び、比べるページで並べて、公式の入学案内を読む
- 保護者の方は、保護者の方へで学費や奨学金の調べ方を確認する
出典・参考にした公式情報
この記事の学問を学べる大学
大学・学部の情報は、大学の公式発表と公的機関の資料をもとに確認日を添えて載せています。学費・入試・制度は変わることがあるため、最新の情報は各大学の公式サイトでご確認ください。