オープンキャンパスで見ること・聞くことチェックリスト
オープンキャンパスは雰囲気を感じるだけでなく、質問して確かめる場です。学び・サポート・お金・進路の4つの視点で、当日に見ること・聞くことをチェックリストにまとめました。
行く前に: 3つの準備
- 行きたい理由を一言で書く:「この学問が気になる」「この資格について知りたい」など。
- 公式の情報を事前に読む:カリキュラム、学費、入試の情報は大学のサイトに載っています。大学は、学校教育法施行規則にもとづいて教育研究活動等の状況を公表することになっているので、「情報公開」のページを探してみましょう。
- 質問を3つ書いておく:当日は緊張して忘れがちです。メモに書いておきましょう。
見ること・聞くこと① 学び
- 学部の「教育研究上の目的」は何か(大学は学部ごとに定めています)
- 1〜2年で学ぶ科目と、3〜4年で選べる科目の流れ
- ゼミや研究室は、いつから、どのように決まるか
- 実習・フィールドワーク・留学など、教室の外の学びがあるか
- 学部の名前から想像した内容と、実際の授業内容にちがいがないか
見ること・聞くこと② サポート
- 履修の相談を、誰にどう相談できるか
- 資格や教職課程を取る場合、授業数や時間の使い方はどうなるか
- 図書館、実験室、パソコン教室など、学びを支える設備
- 学生が相談できる窓口(学習・生活・心の健康など)
見ること・聞くこと③ お金
学費の表を持って行くと、質問がしやすくなります。
- 授業料以外の費用(実験実習費・施設設備費・教材費)は何があるか
- 授業料の減免や奨学金の制度、申し込み時期
- 国の修学支援新制度の対象になる大学かどうか(対象機関は文部科学省で確認できます)
- 実習や留学にかかる費用の目安
見ること・聞くこと④ 進路
- 卒業後の進路について、大学がどのような形で公表しているか
- キャリアセンターは、何年生からどんな支援をしているか
- 「主な就職先」の数字は、いつの年度の、誰を分母にした数字か(詳しくは、記事「就職率と主な就職先の読み方」)
質問のしかたのコツ
質問は、「はい・いいえ」で終わる聞き方より、「どのように」「どんなとき」で始めると、具体的な答えがもらえます。たとえば、「留学はできますか」ではなく、「留学した学生は、授業の単位をどのように卒業に生かしていますか」と聞くと、制度の中身が分かります。在学生に聞くときは、一人の意見がその大学の全てではないことも、頭に置いておきましょう。教員や職員の方には、公式の資料にない細かい点も聞いてみてください。
当日のチェックリスト
保護者と一緒に行くときは
保護者と参加する場合は、質問する人を分けておくと、生徒本人の声が出やすくなります。たとえば、学びや雰囲気に関する質問は生徒が、学費や通学、サポート体制に関する質問は保護者が担当する、という形です。保護者の方は、会場では見守る役に回り、帰り道に「どう感じた?」と聞くところから始めてみてください。
帰ってからやること
行ったその日のうちに、よかったこと・気になったこと・まだ分からないことの3つを書き出しましょう。1週間たつと印象がぼやけてしまいます。比べるときは、「雰囲気がよかった」だけでなく、学びの内容・お金・通学の3つで書いておくと、他の大学と比べやすくなります。
次にやること
出典・参考にした公式情報
この記事の学問を学べる大学
大学・学部の情報は、大学の公式発表と公的機関の資料をもとに確認日を添えて載せています。学費・入試・制度は変わることがあるため、最新の情報は各大学の公式サイトでご確認ください。